ごあいさつ

院長ごあいさつ

理事長 院長 西池 淳

医療法人社団 三慈会 理事長
医療法人社団 三慈会 釧路三慈会病院院長
社団法人日本整形外科学会認定整形外科専門医
社団法人日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
財団法人日本体育協会公認スポーツドクター

私たち釧路三慈会病院の特徴は整形外科、循環器内科、麻酔科・ペインクリニック外来の3科がそれぞれの専門性を発揮しながら、互いに連携していることです。

整形外科の手術治療の際には術前に必ず全身検査を行い、ご高齢の方は特に心肺の機能を入念にチェックするとともに、術後の万が一の急変に備えた態勢を整えています。
また、整形外科領域の手術だけでは痛みが治まらない場合の選択肢としてペインクリニック外来が機能し、「痛みでお困りの患者さんを痛いまま帰さない」よう努めています。

当院の医療圏は釧路市を中心に半径150kmに及びます。
高度専門医療を受けるためにここからさらに札幌や東京へ行くとなれば、治療は数日がかりになってしまいます。

地域に住む患者さんのご負担を少しでも軽減できないだろうか。そう考えて、整形外科では再生医療やロボットを活用した人工関節置換術を、ペインクリニック外来では極めて侵襲性の低い(体への負担ができるだけ少ない)SCSを導入するなど、専門的かつ高度な医療を積極的に取り入れて実践してまいりました。

現状の常勤医だけではカバーしきれない領域については、たとえば脊椎の内視鏡下手術においては東京から非常勤医師に毎週来ていただくなど、道内外問わず他院との密な連携を通じて、当院を拠点に釧路エリアで高度専門医療が根付くよう力を注いでおります。

2020年10月には西池整形外科クリニックを西池彰記念クリニックに改称するとともに、19床の入院施設を開設いたしました。

超高齢化社会の現在、医療界で問題となっているのが、ADL(日常生活動作)の低下により自宅へ帰ることが困難な入院患者さんの受け入れ先が限界を迎えていることです。病院がオーバーベッドの状態で、なおかつ施設も満床で待たなければならないとなれば、患者さんは行き場を失ってしまいます。
そうした問題の解決に少しでもお役に立てるよう、西池彰記念クリニックは亜急性期の患者さんを受け入れ、慢性期に移行するまでリハビリを行いながら患者さんの回復をサポートするという機能も担っております。

釧路三慈会病院を含む三慈会グループでは、これからも釧路エリアにお住まいの患者さんのニーズに応え、高度な専門医療を実現する存在として、地域の皆さまのQOL向上と地域医療の発展に貢献してまいりたいと考えております。

名誉会長ごあいさつ

名誉会長 故 西池 彰

医療法人社団 三慈会 名誉会長
医療法人社団 三慈会 西池整形外科クリニック院長

2009年整形外科と循環器内科を主体とした専門病院として開院し、10年を経過し、麻酔科医と共に整形外科、循環器内科それぞれの専門医が常勤され、道東地域においての専門病院として一定の評価を得るに至りました。

現代の整形外科疾患においては、心肺機能の疾患との併発が頻発しており、手術的治療に際しては必ず循環器内科の専門的な対応を必要とするため、当院における整形外科、循環器内科の併設は理想的な構成と言えるでしょう。

ICUを入れて126床の小規模病院ではありますが、民間病院としての特徴を活かし、患者様を主体とした融通性のある小回りの利く医療を目標としています。

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